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「あとは、やっぱりわたしは大介くんの友達、だから。大介くんの願いや希望が叶うといいな、とは思う、かも。彼女さんには悪いんだけど、ね。……ごめんね」
佐久間「ふは(笑)全然いーの。じゃあ願っててくれる?」
「……うんっ。大介くんにいいこといっぱいおきますように」
そう言って手を合わせたAは目を閉じ、夜空で輝く星に願いを込めてくれた。
そんなAの姿が、綺麗で儚くて美しくて。
ずっと見ていたいな、と思うほどの光景に時間を忘れて魅了されてしまった。
佐久間「さっ。そろそろ帰るか!」
「うん、そうだね」
サキのことはまたしっかり考えよう。そうだ、阿部ちゃんにも相談しようかな。
でも今日はいい夜が過ごせた。大切な思い出がまた一つ増えたことに嬉しさを感じながら、部屋に入っていくAに手を振り別れた。
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作者名:ねこ | 作成日時:2024年3月28日 14時