雪見さん家の末っ子は病弱!?

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赤『おかえり。』

桃『ただいま。多分お願いごとあると思うから聞いてやってよ。』

赤『それはわかってる事だから大丈夫。笑そろそろ入れようか。』

桃『了解。真都、おいでー！』

白「はぁーい…」

赤『よく来たね。偉いじゃん。』

白「すずにぃ…あのねっ…えっと…」

赤『うん。ゆっくりでいいよ？どうしたの？』

白「…おえっってなるやつやめて…あと…おさえないでほしい…。」

赤『舌圧子と固定ね。分かったよ。その代わり、大きいお口開けてくれる？』

白「うん、がんばるからぁ…ｸﾞｽｯ」

赤『泣くことないよ。約束ね。』

赤『よし、じゃあもしもしするからお洋服上げて？出来る？大にぃにちょっとだけお手伝いしてもらおうね。』

桃『おっしゃあ、真都お洋服持つの代わるからお手手下げていいよ。ぶらーんってしてて？』

赤『よし、じゃあゆっくりスーハーしててね。』

桃『スーハー…スーハー…

うん、上手だね。』

赤『…よし、次お背中ねークルってしまーす。』

桃『おっ？真都見えたー。』

白「大にぃ…ぎゅーってしていい？」

桃『うん、いいよー。おいで？』

白「ん…ぎゅっ…」

桃『でもスーハーはしてよ？』

白「ん…すーっ…はぁー」

桃『うん、上手。』

赤『…うん、おっけ。じゃあこっち向いて？』

白「おえっってなるやつ…」

赤『やらないよ。お約束だもんね。少し上見てあーっって大きいお口開けてくれる？』

白「あーっ」

赤『おー大きいお口！…大丈夫だね。
じゃあ、お熱測って待合室で待っててくれる？』

白「はぁーい」





桃『じゃあ、先に処置室行くね。』

赤『準備してすぐそっち行くね。』

桃『はーい』

照と一緒に処置室に入ってもらうことにして、俺はインフルの薬を詰める。

赤side

赤『おまたせー』

白「まってない。」

黄『またそういうこと言う。笑』

桃『準備出来たよ。』

赤『じゃあ、やるか。あっ！忘れ物してきた。ちょっと待っててね。』

桃『もう、おっちょこちょいなんだから。』

問診票に証明書貼らなきゃいけないのに問診票忘れちゃって戻った。
すると、処置室から大にぃの怒り声が聞こえた。



桃『真都！止めなさい！』

白「うわぁぁぁん！」

急いで問診票を持って処置室に行くと、そこは凄いことになってた。

液の入った注射器は床に転がり、その近くでは大にぃが照の腕の止血をしてた。
真都は…


居なかった。

待合室から、亮平が顔を出す。

緑『真都、捕まえた。』

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