こんな俺らでも。2

不安だからさ。4 ページ34

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桃side

家に帰ったら質問攻め。

阿部ちゃんは泣きそうになりながら心配してくれた。

白杖使うの、正直嫌なんだよ。

なんか、認めてるみたいで。

でも、今の俺にはもう必要なものなのかもしれない。

緑「白杖使うの、恥ずかしいことじゃないよ。

俺がイヤーマフを使うのと同じ。

必要なものなんだよ。」

確かに、、そうかもしれない、、

緑「最初は周りに見られて恥ずかしいとか思うかもしれない。

でもね？

俺らには生きていくうえで必要なんだから。

例えるなら、

俺のイヤーマフは体調悪くならないようにする予防薬。

佐久間の場合、白杖は目の代わり。

今回は無事だったけど、次何があるかわかんないから。

だからさ、使ってよ。」


そっか、阿部ちゃんがイヤーマフを使ったり

康二が人工内耳を使ったり

車椅子、義足、義手と同じように

俺には白杖が必要なんだ。



桃「わかった、使うよ。」

緑「ありがとう。」



心配して怒ってくれてありがとね、阿部ちゃん。



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お久しぶりです、作者です^^

なかなか更新できず、申し訳ありません💦

これからもマイペースに続けていく予定ですので、

お付き合い頂けると嬉しいです。

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