こんな俺らでも。2

ぐずぐず。5 ページ39

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紫side


お布団でお話することに。

紫｢ねぇめめ、なんでザリガニ好きなの？｣

黒｢んー、ザリガニさんかっこいいから｣

紫｢そっかぁ、どうやって釣るの？｣

黒｢紐にザリガニさんのご飯つけて〜

池にぽちゃんするの、

そしたらねー、釣れるよー｣

熱でぽやぽやしてるめめの言葉は全部ひらがなに聞こえる。

しかもザリガニさんって呼んでんの。

すっごい可愛い、おっきい赤ちゃん。わら

うんうん、って話聞いてたらようやく落ち着いて

スーッと眠りについた。

めめに食べさせるお粥を作りたくて

布団を出ようとしたんだけど、、

黒｢ふぇっ、ふかさ、どこいくのっ、、｣

センサーびんびんで、すぐ気づかれちゃう。

紫｢めめのご飯作ろうと思って｣

黒｢いらないっ！ここにいてぇ、、泣｣

紫｢わかったわかった、えんえんしないよー｣

布団に逆戻り。

俺の事抱き枕だと思ってんのかな、

俺の胸の辺りに頭をぐっと押し当てて

腰をぎゅっと抱かれてる状態。

でも可愛いからOK。



どれくらい時間経っただろう…

俺がちょっと動いても

めめは起きないくらいに深い眠りに着いたから

起きた時にはお熱下がってるといいな。



お粥作ろうとしたけどまだまだ起きなそうだから

自分のお昼ご飯を作る。

カップラーメンだけど。わら

さっと食べ終わしてめめの部屋を覗くと

まだぐっすり。

起きた時にそばにいないと泣くかなと思って

部屋にゲームを持参してめめの子守り。


ゲームのキリが良い頃、

めめが起きた。

紫｢めめおはよ。｣

黒｢ふっかさん、ずっといてくれたの？｣

あれ、喋り方戻ってんな。

紫｢ほとんど。｣

黒｢え、まじ？ごめん。｣

紫｢熱は？計ってみな｣

熱を計らせると36.9。

いつもよりは高いけど、下がってよかった。

紫｢よかった、熱下がって。

お熱のめめ、可愛かったな〜｣

黒｢えっどういう…？｣

紫｢ふっかさんここにいてぇって。わら｣

黒｢やめて、、、恥ずかしい…｣

あんまり覚えてないらしい。わら

黒｢お願い、ラウだけには絶対言わないで…｣

紫｢わーったよ、わら｣



どうしても話したくなっちゃって康二に言ったら

康二の声でかすぎてみんなに伝わっちゃったんだけど…わら

白｢えぇー！！めめかわいい！！！｣

黒｢…ふっかさん許さない、｣

紫｢ごめんて、、でも可愛かったんだよ？｣

黒｢、、もう熱出さない…｣

俺はいつでも看病するけどね！わら

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